2021/07/01 12:30
こんにちは☺
「東京銀器」伝統工芸士上川宗達です。
ショップブログ初投稿致します。
私のショップSenza Fine Tokyoは、今までの伝統工芸を現代の生活にマッチした「日々の暮らしに光輝く逸品」をコンセプトに、新たな伝統工芸品の可能性にチャレンジしています。
Senza Fine?って🤔
2018年、トヨタ自動車が日本のTAKUMIを支援する事業「LEXUS NEW TAKUMI PROJECT」の中で東京代表として認定いただき、プロダクト発表した名前がSenza Fineになります。
だからSenza Fineってなに?🤔
この名前はイタリア語で「終わりなき」という意味です。
私の得意とする銀器は鍛金技法という、一枚の銀板を叩いて作る技法は割れる事なく打ち直しできる事、銀は腐食する事がない事からこの名前をつけました。
日本ではあまり馴染みがない事ですが、北欧では銀は「受け継がれるモノ」という使われ方をしています。
なぜイタリア語?🤔
この作品と向き合い「誰がどのように使って欲しいか」と何ヶ月も悩み色々な方に相談させて頂きました。
ある日、イタリアで料理を頑張っている高校時代の友人がいて1つの自分なりの答えがでました。
この器を使う一番のシュチュエーションを考えた時、イタリア旅行に行き夕暮れの港、オープンレストランでライブで演奏を聞きながらコース料理と料理に合うワインが思い浮かびました。
後日YouTubeで「Senza Fine」と検索した時、鳥肌がたちました。⬇ご購入いただいただ方、これから購入予定の方は是非聴いてください。
https://m.youtube.com/watch?v=_CnnHfU_oek
伝統工芸なのにイタリア語ってちょっとね…🤔
私は伝統工芸だから良いモノというイメージはあまり好きではありません。
昔のモノでも今の技術では作れないモノも沢山見てきました。
しかし、技術の押し付けもしたくないし、昔のモノが全部良いでもない。
私が目標としている事は
「購入し使ってみた結果それは伝統工芸品だった」です。
様々な方のご協力もあり、私の作品ができている。私に関わる全ての方に感謝をしています。
ではまた🤚